【山 域】山梨県・奥秩父・金峰山 日帰り登山
【日 付】2012年1月2日
【時 間】瑞牆山荘駐車場 7:10 1722m直前の見晴台 7:45 富士見平小屋 8:05~8:10
大日小屋 9:10~9:20 大日岩 10:05~10:15 砂払の頭 11:25 千代の吹上(?コル)11:45
小屋への分岐 11:55 金峰山山頂 12:40~12:50 小屋への分岐 13:20 砂払の頭 13:45~13:55
大日岩 14:40~14:45 大日小屋 15:10 富士見平小屋 15:55~16:05 駐車場 16:30
【メンバー】単独行
昨年3月11日の震災と原発事故の政府の対応のヒドサにイライラするのは止めて今年は「穏やかな人生を」をモットーに新年を迎えた。
なので年初の山もユルユルの山を、と金峰山を選んだ。
しかし、年末年始のいわゆる暴飲暴食で体調不調で歩き始めるとすぐにアゴがでる。
稜線に出るとスゴイ北風で視界は100mもない。
下山の最後の休憩では、日没を覚悟してヘッドランプを出す始末。
あ~、なめてかかった金峰山ごめんなさい、と反省の一日でした。
大日小屋 日陰で寒そう
朝3時に横浜の家を出る。瑞牆山荘まで雪はないが、駐車場には霜か?と思う程度の雪。昨夜雪が舞ったらしい。
大日岩の基部の露岩通過3m程は滑りそうで少々緊張する。
砂払の頭の道標から見る上部
ここが森林限界のようだ
砂払の頭の道標
砂払の頭がどうやら森林限界のようで、その先の稜線歩きは北風がすこぶる強い。
けれども今日は気温が高いのか「ヤバイかも」と思わせる寒さはない。
金峰山小屋への分岐の7~80m先のブッシュの陰でアイゼン装着した。
金峰山山頂
古いつき合いのザックと新しいお供のコルサナノテク
そんな強風も何故か山頂では微風もない。ありがたい。諦めていた写真を撮る。
樹林の全くない、いわゆる360度の眺望が楽しめそうな地形だが、今は五丈岩さえガスで霞んでよく見えない。
どうかこれが私の今年一年を占っている、なんて事はありませんように・・・
下山時、アイゼンは砂払の頭で脱いだ。
下りでもクタクタで早く歩けないが、大日小屋からは日没が気になりだしたので少し頑張って歩いた。
富士見平小屋の前は10張りほどのテントがあった。朝は気がつかなかった。
富士見平小屋でヘッドランプを出して歩き始めると、道しるべに「瑞牆山荘まで30分」とあった。これなら明るい内に駐車場まで戻れる、とホッとした。
車の寒暖計を見ると-6℃だった。朝より冷えている?
現役時代からのオーバーミトン
今回もこのボロボロのトモミツ製オーバーミトンを使った。
ピッケルを握る補強の革がすり減り、雪が付着しないナイロン生地は破れて保温生地が出てしまっている。
新しいオーバーミトンも持っているが、出発前の荷造りで新旧両方を手にするとついついこの古い方を持って行ってしまう。
おそらく40数年に渡って、凍傷から手を守ってくれた事に対する絶対的な信頼感から来るのだろう、と思う。
けれども、さすがにもう40年以上も前の現役時代の山の装備は殆どなくなった。
【金峰山の標高】
金峰山の標高って一体いくら?
写真の標識には「二五九九」と書いてある。
この標識のすぐ前には(写真には写っていないが)環境庁の標識に「2598.0M」と書いてる。
そして国土地理院の地形図は「2595.0」となっている。
さて、本日の日帰り登山標高差には、どれを採用すればいいの?